2011年2月14日月曜日

高齢者の食事のケアや認知症でシンポ 奈良

 高齢者の食事のケアや認知症について学ぶシンポジウム「食べることは『生きる喜び』です」が14日、奈良市上三条町の市中部公民館で開かれ、参加者らが熱心に聞き入った。

 健康長寿社会を目指し、高齢者や要介護者のための研究調査や支援を行う「NPOシルバー総合研究所」(東京都)の主催で、一般市民と栄養士、介護士ら約150人が参加。「認知症と食事ケア」「おいしく食べるための口腔(こうこう)ケア」「尊厳ある食のケア」をテーマに講演があった。

 口腔ケアの講演では、県歯科医師会副会長の正田晨夫医師が、口腔内を清潔に維持することで入所者の発熱例が半減した福祉施設の例を挙げ、口腔ケアの重要性を紹介した。摂食、嚥下(えんか)機能の維持、改善から味覚に変化が起き、おいしく食べられることを指摘。「食事の際の咀嚼(そしゃく)運動は脳への血液量が増加し、認知能力の低下抑制や改善につながる」と話した。

 参加した奈良市の野村恵美子さん(44)は「高齢者に関する詳しい話を聞けてよかった。口腔ケアのビデオはとてもわかりやすくて勉強になった」と話していた。

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