2010年11月30日火曜日

一足先に南国リゾートを満喫,「グラナド?エスパダ」GE2

 11月27日に,次期大規模アップデート「GE2.4」実装されるMMORPG「グラナド?エスパダ」(以下,GE)。本アップデートでは,南国リゾート気分を味わえる「ギガンテ諸島」が新たに追加され,さまざまなミニゲームが楽しめる。このほかにも,2人の新NPCの登場や,既存NPCへの新スタンス追加など,盛りだくさんの内容が自慢の本アップデート。4Gamerではその内容を一足早く体験する機会を得たので,さっそく体験レポートをお届けしよう。


ミニゲームを配したリゾート「ギガンテ?アイランド」


 GE2.4で実装される新しい地域「ギガンテ諸島」は,「トロピカルアイランド」の異名を持っており,「ギガンテ?アイランド」「火の島」「噴火口内部」の三つのマップに分かれている。
 ギガンテ?アイランドは,かつて貿易港として栄えていたが,今はその立場をコインブラに譲り,リゾート地として開拓者達を癒しているという設定。マップ上にはリゾートホテル風の建築物やヤシの木などが配置され,出迎えてくれる女性NPCも日焼けした肌に水着姿と,いかにも南国リゾートといった雰囲気を漂わせている。このマップには,GEでは初登場となる数種類のミニゲームが用意されているので,以下に紹介していこう。

 まず最初は,「ジャンケン神 ティビュロン」。これは,以前からプレイしている人にはお馴染みの少年NPCティビュロンと,エンチャントチップを賭けてジャンケンで勝負するというもの。レベル36?96のエンチャントチップを1?5個賭けて,勝てば1ランク上のものが手に入り,負ければすべて没収される。勝負の際,ティビュロンが自らの手を明かすが,それを信用するかどうかはプレイヤー次第だ。以前と変わらず小生意気な言動を繰り返すティビュロンを返り討ちにして,溜飲を下げるのもいいかもしれない。なお,このミニゲームにはレベル制限などはなく,エンチャントチップ以外の利用料金も必要ない。

ギガンテ?アイランドでプレイヤーを出迎えてくれる新NPCロサ?ブランカ(左)と,ジャンケン勝負を挑んでくるティビュロン(右)

ユニークモンスターとも戦える格闘場。1等クーポンを求めるプレイヤーで,順番待ちになりそうなコンテンツだ
 続いて,ホテルの中庭に配されているのが「格闘場」だ。これは,文字通り格闘場でモンスターと戦うというもの。登場するモンスターはランダムとなっており,何が出てくるか事前に知ることはできない。参考までに書いておくと,筆者が対戦したのはレベル109のサーベルタイガーだったので,登場するモンスターの中には各種ユニークモンスターが含まれていると見ていいだろう。なお,勝利すると後述する「クーポン」などのアイテムが手に入るが,中でも1等クーポンは格闘場でしか入手できない。このミニゲームは,10万visを支払うことで利用が可能だ。
 1回当たりの制限時間は10分となっており,誰かが利用している間,ほかのプレイヤーは挑戦できない。ただし,ほかのプレイヤーが戦っている様子を観戦できるので,党員同士でのイベントに利用するのもよさそうだ。

 スイカやビーチボールが飛び交い,ヒトデやカニが集う砂浜では,その名も「スイカ嬢」と名付けられたNPCを通じて「スイカ割り」を楽しめる。利用料金は2万visで,制限時間は設けられておらず,一定数のスイカを割り終えるまで続けられる。スイカからはクーポンなどが手に入るが,跳ね回るスイカを追いかけながら同時にアイテムを回収する作業はなかなか忙しく,慣れるまではたいへんかもしれない。このミニゲームは複数プレイヤーによる同時進行が可能だ。

 スイカ割り付近には「カピバラキャッチ」が設置されている。これは専用エリアに続々とポップするカピバラを狩るという内容で,すべてのカピバラを退治するか,制限時間3分が経過すると終了。利用料金は2万visで,カピバラからはクーポンなどのアイテムが入手できる。また,このミニゲームも誰かが利用していると,ほかのプレイヤーは挑戦できない。

 さて,こうしたミニゲームで入手したクーポンは,「クーポン交換機」で景品と交換できる。景品については先日発表されているが,ここでもう一度おさらいしておこう。

●1等クーポン×10枚
エンチャントチップ100レベル,スター宝石,エリート装備のレシピなど
●2等クーポン×30枚
エンチャントチップ88レベル,宝石,装備のレシピなど
●3等クーポン×20枚
エンチャントチップ84レベル,宝石ピース,装備のレシピなど
●4等クーポン×10枚
エンチャントチップ80レベル,宝石ピースなど


 またギガンテ?アイランドでは,家門名声値1000を消費することで,従来より上位のレベル4ミッションに挑戦可能な,各種「ミッション召喚石」を入手できる。さらにミニゲームと呼ぶには少々毛色が違うが,利用料金1000visでプレイヤーキャラクターを花火のように上空に打ち上げてくれる「ディアブロミニオンサービス」も設置されており,これまでのGEとは一味違った楽しみ方を発見できそうだ。

「スイカ割り」(左),「カピバラキャッチ」(中央),「ディアブロミニオンサービス」(右)

モンスターがひっきりなしにポップする「火の島」と
新レイドボスが君臨する「噴火口内部」


火の島で,一定時間ごとに入り口が開かれる特殊ダンジョン「ベレムの遺跡」
 リゾート気分に溢れたギガンテ?アイランドから一転,隣接する「火の島」では進入直後から激しい戦闘が繰り広げられる。とにかく倒しても倒しても次から次へとモンスターがポップするうえ,PK可能となっているため,うっかりしているとほかのプレイヤーからも攻撃を受けてしまうなど,気を緩める暇がまったくないのだ。しかし逆に考えると,党員などとがっちりスクワッド(パーティ)を組んで挑めば,サクサクとストレスなくレベルアップ可能なマップといえるだろう。
 火の島は四つの区画に分かれており,次の区画に移動するためには,それに対応する鍵を購入する必要が
引用元:フリフオンライン(Flyff) 専門情報サイト